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スタッフ

中村 精一
【教授】 |

近藤 和弘
【准教授】 |
教育・研究
- 特異な構造様式を持つ生物活性物質の全合成研究
- 新規分子骨格構築法の開発
- 配座制御を設計基盤とする新規不斉触媒を活用した医薬品の触媒的不斉合成
- 枯渇危惧な低クラーク数元素を用いない新規触媒開発とそれを活用した医薬品合成
研究概要
私たちは有機合成化学を通して創薬に寄与することを目指し、生物活性化合物の合成研究ならびに新規不斉合成法の開発に取り組んでいます。
1)生物活性物質の全合成研究
自然界から得られる化合物の中には特異な構造様式および多彩な官能基群を持つものが多数存在します。また、微量しか得られないため、生物活性が明確でないものもあります。私たちは構造活性相関研究への展開を念頭に置き、必要に応じて新たな合成手法を開発しながら生物活性天然物の全合成研究を進めています。
2)不斉合成法の開発
不斉炭素を持つ医薬品の中には、鏡像異性体間で薬理作用に差が認められるものもあります。ところが、一方の鏡像異性体のみの入手が困難等の理由から、一部はラセミ体のまま使用されています。私たちは光学活性な医薬品の合成に利用しうる、新たな不斉合成法の開発を進めています。

図1 これまでに全合成を達成した化合物の例

図2 これまでに開発した触媒の例
連絡先
〒467-8603
名古屋市瑞穂区田辺通3-1
名古屋市立大学 大学院薬学研究科 創薬生命科学専攻
薬品合成化学分野

TEL:052-836-3439
薬学研究科広報委員会
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