薬用植物園



 名古屋市立大学薬学部薬用植物園は、薬学教育の一環として、学生に薬用植物や生薬についての生きた知識を学ばせることを目的に設置されております。薬局方に収載されている生薬の原料となる植物を中心に、代表的な薬用植物の収集と栽培を行っており、実物を継続的に観察できる環境を作り、教科書だけでは学びえないことも学べる学習環境を提供しています。

 また、遺伝子資源の保護という立場から貴重な薬用植物資源の収集、保存にも取り組んでいます。研究室では、薬用植物の多様性(変異)や物質代謝を遺伝子レベルで理解するための研究、および新しい生理活性物質の探索を目的とした植物や藻類の細胞に含まれる成分の研究を行っています。

 このように、薬学部に設置された薬用植物園は、薬用資源としての薬用植物についての教育と研究の場として、また、生物の種の多様性の保全という課題のためにも、極めて大切な使命を担っています。

概要

総面積   3700平方メートル
圃場面積  800平方メートル
栽植植物数 草本植物 約300種、木本植物 約70種


薬用植物園と山崎川の桜:春 → <:冬>


見学について

本学の薬用植物園は非公開としております。
なお、年数回の見学会を開催しております。
公開日、応募資格、応募方法については「広報なごや」や当ホームページをご覧下さい。

見学会以外の日時での見学を希望される方は、15名以上のグループをおつくりいただいて
薬学部事務室までお問い合わせ下さい。ご相談の上、日時を決めさせていただきまます。
見学の際には、スタッフまたは大学院生がご案内いたします。

連絡先 467-8603 名古屋市瑞穂区田辺通3ー1
      名古屋市立大学薬学部事務室
      Tel 052-836-3402 Fax 052-834-9309
      e-mail jimu@phar.nagoya-cu.ac.jp


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