名古屋市立大学大学院薬学研究科・薬学部English SAMPLE COMPANY
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薬化学分野での研究

CARM1

Protease-coupled methodを利用したFRET型CARM1活性検出プローブの開発

NEW!!

CARM1はPRMTs (Protein Arginine Methyltransferases) ファミリーに属し、タンパク質中のアルギニン残基の非対称的なジメチル化を触媒する酵素です。

ENPP1

トリプルネガティブ乳がんの予後を診断できるENPP1蛍光プローブの開発

生物は酵素反応を巧みに利用することとで生体の恒常性を維持していますが、異常な酵素反応は様々な疾患の発症に繋がることが知られています。

SIRT6

脱アシル化活性に着目したSIRT6活性検出プローブの開発

生命活動は様々な遺伝子の働きによって行われています。遺伝子発現の調節は遺伝子配列に組込まれた調節の仕組み以外に、タンパク質やDNAの化学修飾によって調節を受ける仕組みがあり...

PAD

PAD活性を検出するためのシトルリン検出蛍光プローブの開発

私たちの体を形成しているタンパク質は、DNAの遺伝情報をもとに、転写と翻訳の2つの過程を経て合成されています。しかし、合成されたタンパク質は多くの場合さらに様々な化学反応...

PeT-NO_donor

光レドックス反応を用いた光制御型NOドナーの開発

一酸化窒素(NO)は排ガス中などに含まれ、大気汚染や酸性雨の一因になると考えられているガス状分子の一種ですが、生体内で作り出され、...

Pin1_i

アミノ酸構造を基にした新規Pin1阻害剤の開発

Pin1はpeptidylprolyl isomerase(PPIase)と呼ばれる、体の中の様々なタンパク質のコンフォメーション(形状)を変化させることのできる酵素の一つです。...

PA_derivatives

高効率なHNOドナーの開発

HNO (ニトロキシル) は、一酸化窒素 (nitric oxide : NO) が、一電子還元された化合物ですが、生物学的および薬理学的に重要な作用を持つと考えられている活性種の一つです...

DNB

ニトロベンゼンの光反応性を利用した光作動型NOドナーの開発

一酸化窒素(化学式NO)は、血管弛緩、神経伝達、免疫機構などに重要な役割を果たすことが知られています。一酸化窒素は体内で一酸化窒素合成酵素によって産生されています...

H2S_donor

光により放出制御可能なH2S供与化合物の開発

硫化水素(H2S)は腐卵臭を有する火山性ガスとして知られる化学物質ですが、近年、体内で生合成され、平滑筋弛緩、神経伝達調節、抗炎症、血管新生誘発作用など生命維持に大切な様々な作用を示すことが明らかとなってきました...

P-Rhod

ホスフィンとの反応性を利用したHNO検出蛍光試薬の開発

HNO(ニトロキシル)は、一酸化窒素(nitric oxide:NO)が、一電子還元された化合物ですが、NOと同様に体の中で合成され、生物学的に重要な作用を示すのではないか、と言われています...

ONOO-_donor

光反応性を応用した光制御型ONOO-ドナーの開発

ONOO-(パーオキシナイトライト)は、一酸化窒素(nitric oxide : NO)とスーパーオキシド(superoxide : O2- )が非常に素早く反応して発生する活性酸素の一種です。

HNO_DA

光反応性を利用したHNOドナーの開発

HNO (ニトロキシル) は、一酸化窒素 (nitric oxide : NO) が、一電子還元された化合物ですが、生物学的および薬理学的に重要な作用を持つと考えられている活性種の一つです。特に、心血管系に対してNOとは異なる独自の作用を示すことから、心不全治療への利用が期待されています。

prion

抗プリオン活性化合物の開発

狂牛病は、ウシの脳がスポンジ状に変性して運動機能などに障害が現れる感染性疾患ですが、この病気には「プリオン」と呼ばれる蛋白質が関与していると考えられています。

Ox_probes

細胞内の酸化ストレスを調べるプローブ分子(検出薬)の開発

酸化ストレスは、様々な病気や老化の原因の1つと考えられています。酸化ストレスがどの場所でどのくらいかかっているかを測定できれば、酸化的ストレスにともなう生命現象の解明をとおして、病気の予防・治療に役立てることができます。

edaravone

脳保護薬Edaravoneがもつ優れた抗酸化能力の化学的解明

脳保護薬edaravoneは、世界で初めてラジカル消去能を効能として認可された日本発の脳梗塞治療薬です。Edaravoneの作用機序の1つは、脳梗塞に関わる有害因子であるフリーラジカルを消去して脳細胞を保護することにあります。



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