受講者の声


「三公立連携薬剤師生涯学習支援講座」受講者の声

「三公立連携薬剤師生涯学習支援講座」を受講されている方の感想などを掲載していきます。

受講者の声 目次目次

平成22年度 受講者の声(講義編)平成23年度 受講者の声

平成23年度受講者の皆さまから、たくさんの感想が寄せられました。

<平成23年6月1日>頭金正博先生 「医薬品の安全性確保とレギュラトリー・サイエンス」

  • レギュラトリー・サイエンスという言葉をはじめて聞きました。遺伝子多型がわかることで、起こりうる副作用が予測でき、それを回避できることが可能であれば、すごいことだなと思います。医療自体がかわっていくのかなという感想をもちました。
  • 現場で患者さんと実際に対応している者にとっては何か課題を与えていただき、協力していけたらと思います。
  • ナチュラル・レセプトデータを疫学研究に使用できるようになったことに興味を感じました。
  • 多くのデータが集まることにより、またそこから役立つ情報がどこでも手に入ることにより、地域差なくレベルの高い医療が受けられることになるとよいと思いました。しかし、いろいろな方法で悪用の手がのびてくるので、しっかりした管理が必要となってくるとも思いました。
  • レギュラトリー・サイエンスという言葉を知らなくて恥ずかしいです。今回教えていただきありがとうございます。遺伝子多型を特定することで副作用の防止、レセプトの活用など貴重なお話をいただきました。レセプトが医療情報というのは、目からうろこが落ちる話でした。こういう活用があるのですね。

<平成23年6月15日>岸田修一先生 「薬剤師を取り巻く状況と薬剤師への期待」

  • 今後の薬剤師の活動の方向性が理解できました。今後の医療の実態を予測し、対応のための知識習得が必要、以上を知ることができました。
  • 添付文書に記載されている内容等、しっかり理解し、あらゆる患者さんに対しても誤解のないように説明しなければならないので、日頃から「表現」について考えていくことが必要だとわかりました。
  • 最後の苦情は、耳の痛いことだと思いました。生活習慣病できている患者さんにかける言葉が、まさにこのような言葉しか思いつかなかったからです。(調剤薬局もパートでいっています)もう少し生活習慣病の予防という点にも気をつけて、いろいろな声かけ、患者様にも有益な情報を提供したいなあと思いました。
  • 副作用チェックは健康被害を減らす為である事は当然ですが、医療費の削減にも役立ち、保険制度を保つ為にも重要である事が再確認できました。
  • 在宅の薬剤師が増えることが日本の医療を救うといっても過言ではありません。しかし個々の薬剤師の力、バイタリティーが必要なのが大前提と感じました。

<平成23年7月13日>前田利男先生 「2型糖尿病の治療戦略―DPP-4阻害薬の有用性を中心として」

  • DPP-4阻害剤は、低血糖のリスクが低いということが目につき、腎障害や消化器障害などの副作用がかすんでしまいがちでした。今後はその点にも気をかけていきたいです。
  • 系統だてての説明でとても分りやすかったです。患者別、また併用の場合など服薬時においてもとても役に立つと思いました。
  • 何となくしか理解できていなかったDPP-4阻害薬について全体的に教えて頂けたのでとても勉強になりました。
  • 新しい糖尿病薬のメカニズム、作用方法がとてもわかりやすく説明してもらえて大変参考になりました。
  • 開発中の薬についてもう少し説明を聞きたかったです。

<平成23年8月10日>大澤匡弘先生 「エビデンスに基づいて向精神薬を使い分ける!」

  • 抗うつ薬の受容体親和性と副作用の出方がパラレルであるということ、このことを踏まえた投薬指導をする。つまり薬理学的視点から薬剤師ならではの判断を下す一例として示された点が良かったと思います。
  • インパクトのある画像、テンポのあるお話おもしろかったです。短時間に濃い内容ありがとうございます。
  • 時間は長かったがテンポよく分かりやすく話をきけたので、時間の長さを感じず多くのことを吸収できたように思います。依存の問題もよく理解できました。
  • 薬の使い分けでなく、精神科領域の病態の概略も聞くことができたので、理解しやすかったです。また同じベンゾジアゼピン系薬を使う際の不安と不眠に使う時の使い方の違いも大変参考になりました。
  • ベンゾジアゼピン系による常用依存が問題である事がわかりました。
  • 向精神薬の処方の見方が少しかわった気がします。ベンゾジアゼピン系がよく使われていますが、危険があることもよくわかりました。ありがとうございました。

<平成23年9月14日>保住功先生 「高齢者の薬物療法」

  • 高齢者によく見られる認知症、薬剤性パーキンソン病の治療上の注意が理解できました。
  • 高齢者で6種類以上の多剤併用は結構いらっしゃる15%に薬剤有害作用があるとは…。気を付けて副作用の早期発見に努めたいです。ボケない為には週3回30分以上の運動
  • 具体的症例や動画を示しての講義は分かりやすかったです。臨床での薬剤使用や使用感についても知ることができました。
  • 認知症について現状、予防など知識を得られました。特に高齢者には他の疾患についても投与量、服用薬、環境など色々重要性があると認識しました。遺伝子多型に基づく医療へと進歩して行くのでしょう。
  • 薬だけを見るのでなく患者さんの状態、様子をしっかり観察しなくてはならないと思いました。スライドの配布資料が見やすかったです。

<平成23年10月12日>中野眞汎先生 「ヘルシンキ宣言を理解して臨床研究推進・臨床試験審査に役立てる」

  • 臨床研究における倫理観の概念が少しわかった気がします。薬剤師にも臨床研究に携わる機会が与えられることがわかりました。
  • ヘルシンキ宣言というものがまずわからなかったので教えていただけてよかったです。
  • ヘルシンキ宣言以外のCIMOS国際倫理指針等について知見が得られました。利益相反について面白い講義でした。
  • 日頃の業務とはあまり直接に関係しない分野の講義でしたが、新しい知識を得ることができて大変有意義でした。
  • 考えてみれば当然のことですが、臨床研究において倫理指針は大切な事だと思いました。臨床研究に関わったことはなく、あまり考えたことのない分野でした。

<平成23年11月16日>明石惠子先生 「フィジカルアセスメントの基本」

  • 実際の経験に基づいて、細かいところまで講義頂き、例えば触診について脱水をみる時、手の甲をつまんでその戻りで判断する、触診については集中して聴く、とお話頂いたことで臨場感を伴って理解することができました。
  • 症状、特徴からのフィジカルアセスメントについては、薬剤師としてはやや疎い分野ではありますが、大変分かりやすくお話頂きました。すぐに役立つ事項が多く、ありがたかったです。
  • 先生の実体験をお話されながらの講義でしたので、とても興味を持って聴講することができました。
  • フィジカルアセスメントについて良くわかりました。普段、言葉をきいたことがあっても、具体的にどんなものか知りませんでした。
  • 非常に熱意を持ってご講義いただいて知識と一緒にエネルギーをいただきました。
  • 店頭での問診、視診からだけでもかなり多くの情報が集められます。

<平成23年12月14日>稲葉幸二先生 「薬剤師さんに知ってもらいたい歯医者さんのお仕事」

  • 虫歯についてメカニズムがよくわかりました。歯の病気と薬の関係など濃い内容で興味深くきけました。食育の方も考えさせられることが多く楽しい講義ありがとうございました。
  • 写真をたくさん見せて頂いたので、Ca拮抗剤の歯肉炎やテトラサイクリンによる着色、BPの顎骨壊死をよく理解できました。
  • 普段聞くことができない歯科領域のお話、また歯科と薬剤の関係のお話を伺うことができ良かったです。
  • 歯科医の先生の話ははじめて聞きました。歯肉肥厚はよくある話で患者さんに歯の手入れとか歯科受診をすすめるが…薬の変更まで話が進む事もあります。今日のお話は大変参考になりました。

<平成24年1月11日>山田浩先生 「機能性食品の有効性と安全性評価」

  • 医薬品と機能食品の違いを再確認できました。
  • インフルエンザとカテキンの予防効果のデータを知る事ができました。
  • 機能性食品について具体的に、また図や表などとてもわかりやすくご講義いただきました。普段あまり詳しく学ぶ機会がなかったので、最新の情報も含めたお話は大変参考になりました。トクホに関して法的にもより厳しく扱っていただくことを希望します。
  • 保健機能食品は薬との相互作用などに気をつけるが、いわゆる健康食品は魅力的なキャッチフレーズで何の気なしに摂っているケースがあります。アドバイスに役立てていきたいです。
  • 患者さんへのインフォメーションに有効なサイトについても情報をいただき、すぐ役に立てようと思います。ありがとうございました。
  • 機能性食品について、医師や薬剤師が詳しくないことにも問題があると思う。機会があれば学んでいきたいです。
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