長い使用の歴史があって、最も安心して使える薬用植物52種について、その具体的な効能と使い方をまとめました。植物名の後ろにはその植物の属する科名を、【用部】の後ろには生薬名を記してあります。【使い方】にある分量や水の量は、原則として大人の1日あたりの量です。大体の目安を示していますので、正確にこの量を計り取らなくてはならないというものではありません。
繰り返しになりますが、薬用植物はあくまでもお薬です。量と種類を間違えていなくても副作用が出ることがあります。服用していて異常を感じたら、直ちに服用を中止して、医師または薬剤師に相談してください。
第2部の薬草の効能は、一般的に言われている代表的なものを紹介しています。その効能を100%保証しているものではありません。また予期せぬ副作用が出ることもあります。これらの点を承知の上、医師、薬剤師など専門家と充分相談して使用して下さい。 |
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