名古屋市立大学大学院薬学研究科レギュラトリーサイエンス分野 名古屋市立大学薬学部医薬品安全性評価学分野 教授 頭金正博
医薬品の有効性と安全性を見極める
名古屋市立大学大学院薬学研究科レギュラトリーサイエンス分野/医薬品安全性評価学分野は平成23年4月に新設されました。
当研究室は、医薬品の有効性と安全性評価に関する研究を通じてレギュラトリーサイエンスを実践することを目的としています。レギュラトリーサイエンスは、これまでほとんど大学教育の中では実践されてきませんでしたが、医薬品の有効性と安全性の評価に不可欠な研究分野であることから、ますます発展することが社会から要請されています。
そこで、私たちは、薬学教育の中に新しい研究分野を開拓する挑戦を開始しました。平成24年度からは当研究室が中心となった研究グループが厚生労働省の「革新的医薬品・医療機器・再生医療製品実用化促進事業」を担当することになりました。
私たちは、これらの医薬品の有効性と安全に関する優れた研究活動と、レギュラトリーサイエンスを担う人材育成を通じて、社会に貢献していきます。
頭金教授 略歴
- 昭和57年
- 東北大学薬学部卒業
- 昭和59年
- 東北大学大学院薬学研究科博士前期課程修了
- 同年
- 塩野義製薬(株)研究所 研究員
- 平成6年
- 国立公衆衛生院 主任研究官
- 平成9年~10年
- 米国・国立衛生研究所 国立がん研究所 客員研究員
- 平成14年
- 国立医薬品食品衛生研究所 室長
- 平成23年
- 名古屋市立大学大学院薬学研究科 教授
- 兵庫県赤穂市出身