Home >  研究内容:活動レポート

活動レポート

第16回医薬品情報学会総会・学術大会

私は今回、「薬剤疫学研究のためのナショナルレセプトデータベースの有用性と限界」と題してポスター発表をしました。自分にとって初めての学会発表でしたので、発表内容に興味を持ってもらえるか不安な部分もありました。しかしいざ始まってみると、多くの方からご質問やご指摘をいただきました。ナショナルレセプト研究に対して多くの方が高い関心もたれていることを再認識し、それを自分が経験できていることについても大きなありがたみを感じました。

また、学内の他研究室ではドライな研究をしている学生が非常に少ないため、これまでは教授や先輩との議論がほとんどでした。しかし、今回の学会では多くの同年代の学生が発表されていました。そのため意見交換する機会が少ない同世代の研究者とも多くの議論を交わすことが出来ました。議論の内容自体もとても有意義でしたが、なにより優秀な他大学の学生との議論を通じて、自分の中で「負けん気」「やる気」が芽生え、研究へのモチベーションにつながったことが大きなエネルギーになったと感じています。これからもこのエネルギーを燃やし続けて、日々の研究活動をがんばっていこうと思います。

発表を経験することによる直接的な経験値はもちろんですが、「研究が出来ることへのありがたみ」を再確認でき、「研究に対するモチベーションアップ」を得られたことも、自分にとって今回の大きな収穫でした。