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平成25年度 ニュースレター

No.20 平成25年度 受講者アンケートレポート[1/18講義分]

[掲載日:2014年1月28日]

平成26年1月18日
「個人差・オーダーメイド医療の基礎知識と演習」

1.アンケート評価(4段階)


次のようなご意見・ご感想をいただきました。

2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
  • ピロリ除菌・ワーファリンの効果などで遺伝子多型の可能性も考えられることがわかり、業務の上でも役立つのではと思った。
  • 今後、遺伝子治療に関わる機会があると思うので、実際相談を受けた際には今日の勉強が役に立つと思う。
  • 小児に対する見方が変わった。むしろ薬剤代謝力は1才児頃の方が高いというのは思ってもなかったことで、小児処方を見る目に活かしたいと思います。
  • 代謝酵素に関わる効果や副作用リスクの考案。
  • ピロリ菌除菌失敗例に対するPPIの提案。
  • 同じ系統の薬で効果がなく薬が変更になった時は、遺伝子多型も考えられるという事を知れた事。コンプライアンス等だけでなく。
  • 患者にも他職種にも、当人の考えを尊重しつつ具体的な根拠を持って説明するという心構え。
  • 遺伝子多型について理解することで、抗ガン剤服用患者への対応をより出来る。
  • 現在は眼科・整形外科の門前薬局なので直ぐには活用できないが、患者様から他の病院の薬について相談された時、役立つと思う。
  • ピロリ除菌症例への対応の幅が広がった。
  • 遺伝子検査の選択肢を患者様に説明できるケースがあるかもしれないと思いました。
  • ピロリ除菌失敗した場合、二次除菌を抗菌剤を変えてする前にPPI変更での可能性があることを理解できたが、Dr.に提案できるかは壁があるかも。
  • オメプラゾールのように遺伝子に左右される薬がある事を頭に入れて、患者に話をできそうです。
  • 具体的な根拠を示しての、Dr.へのアプローチは参考になりました。
  • 薬の効果の出方やSE発現に関して、遺伝子多型を考える事で類推することができる。
  • 除菌治療で使われる薬の処方意図がよく理解できた。
  • 精神科領域の薬にも遺伝子の影響を考慮しなければならないものも多く、薬局に導入する事を検討していきたいと思います。
  • 新しい視点で薬の効果・副作用を予測できそうです。薬物治療が上手くいっていない方に、遺伝子検査をすすめてみようかと思いました。(メンタル患者)
  • PPI・ワルファリン等、使用頻度の高い薬剤について代謝酵素の関与を学べ、服薬指導に生かせること。副作用についても情報を生かせます。
  • 薬局でも一度目のピロリ除菌に失敗する患者様が多くみえるので、PPIの変更提案などのスキルが身に付きそうです。
  • 患者さんとの話の中で、副作用や効果の出方について詳しく話すことができる。
  • 薬の効果や遺伝的多型によって、差が出る事がわかり、Dr.などと話をする時に参考になる。
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
  • 遺伝子多型についてわかり、オーダーメイド医療についても勉強になりました。
  • 現在、実際に使用している薬物について学習できた事。
  • 今後は必要とされるであろうという内容を、予め予習させてもらった感じで良かった。課題は3つとも実際に起こりうる例だったので実践的だった。
  • 添付文書以外、論文やIFを見るクセづけができつつあり、皆でそれについて議論できたこと。勉強になりました。
  • ピロリ除菌にラベプラゾールを使う処方が2~3あった事に対して、より理解できました。
  • 遺伝子解析については未知の分野であったので、新しい知識が分かり、とても刺激を受けた。
  • 遺伝子診断の具体的な使われ方がわかった。医師との話し合いの持ち方の参考になりました。
  • 遺伝子診断が今後利用されることが増えるだろうが、それだけに頼る事も出来ないと、可能性を探る事がわかった。
  • ワルファリンについて、再度考え直すことができた。遺伝子解析についてもう少し勉強しようという意欲がわきました。
  • 遺伝子診断を薬剤師がどう判断し提案していくか、皆さんの意見を聞けた事。
  • 遺伝子検査の現場での活用の仕方が示されており、わかりやすかったです。
  • 講義を聴くだけでなく課題を行った事。昨年遺伝子検査をしました。PL顆粒で眠気が強く出て30数年服用していませんが、CYP2D6*5はwildでした。本日の講義で他にも変異があり又チャンスがあれば、2D6の他の変異についても検査してみたいと思いました。
  • 患者様のバックグラウンドと疾患について考察する時に、家族の既往歴を聞くことの重要性がわかった。
  • 感受性というものが代謝酵素の多型で変化する事を、遺伝子多型が及ぼす効果をDr.と話してみたいと思えた事。
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
  • 遺伝子検査の必要性がよくわかっていなかったので、講習が終わってからも遺伝子検査をしてほしい。やってみればよかったと後悔しました。
  • 添付文書のコピーがあったら、もう少し議論がしやすかった。
  • 課題を考える時間がもっとほしかった。ディベート形式にしてほしかった。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
  • 短時間で難しい判断が必要な時に、必要な情報を調べられる能力を身につけたい。
  • 今後、遺伝子多型がどの程度普及して、薬剤師業務や医療に影響を与えるのか気になった。遺伝子多型を考慮しなくてよい薬の開発を考慮していくとよいのでは。今回のラベプラゾールみたいに。
  • 知識不足を感じました。添付文書以外の情報の大切さを感じました。
  • 新しい知識の講義で、とても役に立ちました。
  • とても勉強になりました。薬局で普段触れる事のない薬・症例も日々進歩しているので、改めて、しっかり勉強を続けなければならないと感じました。
  • 先生方も何度も伝えられていましたが、今日のようなことを活用できる日が私も近いと思います。勉強いたします。
  • とても楽しい研修でした。
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