平成25年度 ニュースレター
No.19 平成25年度 受講者アンケートレポート[12/14講義分]
[掲載日:2014年1月10日]
平成25年12月14日
「薬局薬剤師が知っておきたい薬物動態学の基礎」
1.アンケート評価(4段階)
次のようなご意見・ご感想をいただきました。
2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
- 添付文書代謝率などの見方で排泄型がわかる、など添付文書の見方の参考にしたい。服薬指導にも生かしていきたい。
- 腎機能低下の患者さんについて悪化原因となる薬物はないか、相互作用(併用注意薬物の)、医師への情報提供等。
- アレグラの飲み方。腎障害のある患者への対応。
- 母乳への移行性の考え方を身につけることは、とても実用的だと思いました。
- 活用できること満載でした。(ほとんど全て)
- 肝代謝と腎排泄の見分け方。
- 患者さんの腎機能・肝機能を再度確認し、適切な薬物が選択されているか、服薬で生かしていきたい。薬歴・患者情報の充実が目標になりました。
- 添付文書の活用に活かせます。添付文書を読みこむ練習をしていきたいと思いました。
- 添付文書の詳しい読み方ができそう。
- 腎疾患患者へのCr.GFRの利用。薬物動態を利用すれば、より良い服薬指導ができそう。
- 腎機能の判断の仕方。母乳への移行など、患者さんからの質問も多く、もっと勉強したいと思います。
- 患者さんにより深く相互作用、患者さんの状態を考えて服薬指導できそうです。
- 腎機能・肝機能低下に伴い、どのように対処すべきかを考えて医師に提案できるようになりたい。
- 添付文書を尿中未変化体、pKa 等より肝代謝型か、腎排泄型か、等、薬物動態から考えて服薬指導できると思う。
- 薬剤のADMEを理解し、患者さん・医師と薬に関して適正使用を担保できると思いました。
- もっと添付文書等、確認しながらの投薬。
- Ptが薬を飲み忘れた時の影響がどのくらいあるのか?1回であればさほど影響がないのか、の判断・説明がデータを基に説明できる。
- 患者への具体的な服薬指導。
- 添付文書(の一部分)だけでは薬の特徴はやはり安易に判断できないので、よく全体を読もうと思いました。
- 添付文書の解読の仕方がよく分かり、患者様の腎機能、肝機能も考えた上での薬の効果がわかる。
- 相互作用について、添付文書を深く読み取りたい。
- 腎機能低下が疑われる患者さんへの対応。血圧の薬の飲み方・効果が出るのに時間がかかることなどのアドバイス。
- 腎or肝排泄か、患者さんの検査結果と照らし合わせて、より適した薬を考えられる。
- 改めて、添付文書から情報を得るポイントを学び、薬を理解して患者さんに説明することを心掛けたいと思います。
- 今までより添付文書をしっかり読めるようになった。
- 薬物の特性を添付文書等から得る方法が理解できた事。
- 高齢者など生理機能の落ちた患者さんに注意を払う事に参考になりました。
- 薬物相互作用を服薬指導に活かせる。
- 添付文書を読む際のポイント。
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
- 途中からの参加だったが、薬物動態による薬の効果の違いの事が少し分かったが、なかなか難しかった。
- 添付文書を読みとくことでのプロファイリングがおもしろかったです!添付文書をもっとしっかり読む癖をつけていきたいと思います。
- 基礎が確認できた事。
- 計算を使わずに薬物動態が学べて、薬物動態への苦手意識が若干解消されました。
- 実際の業務・薬が多く取り上げられていて、仕事に身近な内容であった。
- 代謝排泄のデータの数値の見方に気を付ける事について知った事。資料が見やすくて、考え方の経路が書いてあること。
- 薬物動態の何度もの整頓ができました。IF、添付文書をもう一度見直すきっかけになりました。
- 基礎的な薬物動態の復習ができました。
- 肝排泄型・腎排泄型の考え方。
- 動態について実践的に学べたこと。
- 大学時代の勉強を復習、実務、実際の薬での説明だったので、"実感が強くなった"。深く納得できた。Ca2+拮抗薬とグレープフルーツジュース、図からわかりやすかったです。
- 薬物動態学の基礎をもう一度見直すきっかけになった。母乳中への移行性についてもっと勉強しなければならないと思った。
- 今迄、あまり薬物動態を考えて添付文書を見ていなかったので、今後生かせると思う。
- ハードルの高い部分だったが、少しなじむ事ができた。
- 添付文書の読み方がさらに深まった。
- たくさんの実例に触れられて、普段の業務に活かせそうです。
- 腎機能、肝機能、脂溶性、水溶性のことがよくわかった。
- SGDの後、解答をすぐいただけるので、自分のわからなかった点がはっきりしてよかった。
- 定常状態に要する時間の求め方を知った事。
- 添付文書の薬物動態の項を自分なりの解釈をしていたが、はっきりすることができた。
- pKa、pHの項、良い復習となりました。
- 今日学習した薬物動態の知識が、即実践に活かせる。
- 薬物動態学だけでなく、添付文書の読み方など総合的な見方を教えていただき、これからの勉強の参考になりました。
- 薬物の移行が具体的にわかった点。
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
- 具体的にアテレックでは血管親和性があるとの事だが、どうしたら現場ではわかるのか教えてほしかった。
- 少し盛りだくさんかな?とも思われましたが、もう少し考える時間が頂ければよかったかなと思います。
- もっと考える問題があって、ディスカッションの時間があると良かった。
- 半減期と投与間隔について学ぶことも大切だと思いますが、半減期の異なる薬剤への剤形変更で気を付ける事等も学べるともっとよかったです。ex)アダラートL→アダラートCR
- ややボリューム過多、満腹です。
- 実際の処方例、患者例、検査例からの見方。
- 一回だけではまだまだ使いこなせる力にはなれなかったので、このような研修を今後も繰り返し受けたいです。
- SGDを増やしてほしい。
- もう少し実例を多くして下さい。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
- 知らなかった事も多かったので、とても勉強になりました。
- 薬物動態は苦手でしたが、考え方が少しわかりました。今後もしっかり勉強していきたいと思います。
- 図などでとてもわかりやすい講義でした。ありがとうございました。
- 学生の頃に覚えて現場ではほとんど使うことがなかった知識も思い出せたので、もっと理解を深めて現場に活かせたらと思います。
- 大変役立ち、これからもっと勉強していきたいと思います。
- 久しぶりの化学で心配でしたが、わかりやすい説明でした。添付文書の読み方の参考になりました。
- 資料の配布や、とてもわかり易い講義でした。