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平成25年度 ニュースレター

No.13 平成25年度 受講者アンケートレポート[10/5講義分]

[掲載日:2013年12月16日]

平成25年10月5日
「薬剤師のための臨床心理学演習2」

1.アンケート評価(4段階)


次のようなご意見・ご感想をいただきました。

2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
  • 患者さんから聞かせて頂くことはありがたいものだとわかり、訴えをしっかり聞きとっていきたいと思いました。
  • うなずきながら聞くこと。薬剤師の役割を意識する事、意識して患者に接する事。
  • 患者さんが話しやすい雰囲気、話しにくい雰囲気がわかった。傾聴にはもちろんだが、終わらない会話を終わらせるためにも活用できそうなのは驚いた。発見だった。
  • 患者さんの気持ちの整理の為の沈黙の意味がわかりました。
  • 傾聴する事の大切さが再認識。
  • 失敗しても失敗と思わず、後に引きづらない。
  • 無言の効用。
  • 患者様とのコミュニケーションの取り方として、「相手に合わせた」対応方法がある事が分かった。職業上、患者様との対話において、「沈黙」という手段はなかなかできないが、それも一つのコミュニケーションの取り方である事が学習できた。
  • 患者さんの間を共有する事。
  • 患者様を評価しない。寄り添うという事を活かせると思う。
  • 患者さんの話をさえぎらずに聞こうと思います。
  • 間の取り方。問いかけに対する、話さない事で得る情報の大きさを知った。
  • スタッフ間でも役割分担して日頃の投薬姿勢の観察を行う。
  • 間に耐える。
  • 患者さんの話を聞く姿勢がよくわかった。間の取り方、うなずき、姿勢で人に気持ちが伝わることがわかり、服薬指導に役立てたいと思った。
  • 窓口業務で心理的対話の活用。
  • コミュニケーションに正解・不正解はない。フィードバックだけだ。
  • ノンバーバルを意識しながら用いる。明日から試みてみようと思います。
  • 患者さんとの会話の間を上手に活用する。
  • 癌患者への対応に参考になります。
  • 「うなづく」等非言語のコミュニケーションを意識して行う。大きくうなづく、会話の間、など。
  • 間の取り方(沈黙の活用)、常に最悪の状況を想定しつつ患者に対応するという心構え。
  • 時間を意識する患者対応。
  • 患者さんに何か伝えないと思うと、コミュニケーションをどう取ろうか悩んだが、話を聞くことが大切だなと思った。
  • 癌患者さんとのコミュニケーションの有り方。
  • 患者さんとの対応にすぐ役立つと思います。(今回は少し重い話でしたが、通じる事がたくさんありました。)
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
  • 臨床心理士さんの仕事は、今まで「気持ちを軽くしてあげる事」と想像していましたが、そんなことは思っていなくて、「訴えを聞いてあげる」態度で接し、結果として気持ちが軽くなったら良いなと感じられることを知れて良かったです。
  • 臨床心理士の業務について知る事ができた。
  • それぞれのロールプレイ。他の人の考え・経験、講師の先生方の考え・経験を聞けたこと。
  • 非言語コミュニケーションが想像以上に重要だという事が分かった。
  • ゆったりと時間がとってあった事。皆さんの発表にそれぞれコメントを下さって、そのコメントが肯定的ですんなり入る感じでした。
  • 立場を交換して役割を体験できた事。
  • 沈黙の共有の大切さ。
  • 実際にあった症例にてロールプレイが出来た事。
  • 相手のフィードバックだということば。薬剤師の立場で患者様に対応するという事。
  • 3人のグループでのロールプレイで、話がしやすかった。導入の部分があってのグループ分けで、はじめての方と話が出来て良かったです。
  • あえて質問しない、話しかけない事の大切さ。いろいろ考えさせられた事。答えを求めた対応では、いい対応ができない事がわかった。
  • 沈黙も話を引き出す重要な技だと気付いたこと。
  • 正解を求めてしまう事が多いので、正解はないと再認識したこと。
  • ロールプレイを通して、患者側・薬剤師側の立場に立って考えて見る事ができ、改めて薬剤師の立場を考える経験ができた。
  • 薬剤師としての役割をもって、患者に向きあう事。沈黙を共有することにも意味がある。
  • 実際に経験できたので、気づきが深い。
  • 何回かロールプレイをして実際に体験したこと。「しなければいけない」状況なので、ちゃんと考える為。ふりかえりの時間もしっかりあった事
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
  • 目的がいまいち理解できなかった。(臨床心理士さんの仕事は理解できた。)
  • うなずきという取り組み易いロールプレイから癌患者へと、ハードルが急に高くなりすぎて難しかった。
  • もっとディープな症例、より対処に困る症例で、こういったロールプレイができると大変参考になると思いました。
  • 観察者の役割がわかりづらかったので、少しチェックシートか何かあるとよいかなと思います。
  • 何回受けても違った発見があると思います。特に改善・追加はありません。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
  • 今回の研修は、薬剤師が患者さんの思いを誘導し、患者さんが伝えたいことをうまく伝えきれていないので、待つ姿勢も大切だという事を学んだのですが、これで良かったのでしょうか?何を受け取れば良いのか答えがはっきり見えませんが、参加できて良かったです。
  • 薬剤師役・Pt役でのロールプレイは経験があったが、薬剤師としてではない観察者目線だと、また違ったものが見えてくると感じました。臨床心理の先生の間の長さに驚いた。そこまで間を取っていいんだという印象と、Ptが言葉をまとめるのにはある程度の時間がかかるという事を、今以上に理解しなくてはいけないと思いました。
  • こんなにゆったりした気分になったのは久しぶりです。体験して考えて吟味して納得するということの大切さを感じました。
  • ロールプレイも含め、多くの修羅場(現場での患者対応)を経験する事で身につくものだと考えています。
  • 臨床心理士の方の視点とは違うと思う。薬の最低限の事は伝えなくてはならないから。ただ、新たな視点からとらえられてよいとは思いました。
  • コミュニケーションに成功・失敗はないと聞き、次回のフィードバック頑張ればいいんだと思いました。緊張して胃が痛くなりました。患者さんはもっと大変ですよね。
  • いつも自分の感性を大切にしようと心がけているが、今回の研修で更に感性が大切なんだなぁと思いました。
  • 先生の個人/薬剤師(役割)を区別してコミュニケーションの技術を使う(?)の言葉が印象に残りました。
  • "個人としてではなく、薬剤師という職業として患者に対応する"という言葉がとてもしっくりきました。
  • いつもありがとうございます。義母のことがあり、思いはいろいろありますが、少しずつ考えていきたいテーマです。
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