ニュースレター

[平成25年度ニュースレターTOPへ戻る]

平成25年度 ニュースレター

No.6 平成25年度 受講者アンケートレポート[7/7講義分]

[掲載日:2013年8月23日]

平成25年7月7日
漢方の考え方を学ぶ:漢方の診察技術演習

1.アンケート評価(4段階)


次のようなご意見・ご感想をいただきました。

2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
  • 舌診による健康状態のチェック。
  • 難しくすぐに業務に活用するのは無理。もう少し講習が必要(特に脈診)と思います。
  • 脈診は、なかなかできないかもしれないが、舌診はすぐみる事ができるので、気になる人に利用できるのではと思います。
  • 患者さんの顔色だけでなく、舌をみて処方の判断の一つになる。特に風邪などの急性期の症状に活用できそうです。
  • 生薬との相性や症状に対する有効性の理解を深めたい。
  • OTCを売っていないので、活かせる場面は少なさそうだが、漢方処方のある方などのアセスメントには有効利用できそう。
  • 話題の一つとして。実際にはDr.がすべて行っている事なので、薬剤師が自分の意見を言うべきでないと思います。
  • 患者様の体調変化を、時間を追ってみていく事ができて、治療の有効性をチェック出来る。
  • 患者様に脈や舌診を申し出るのは少し気が引けますが、患者様の許可があれば脈を取ったり舌を診たりする事はできるかなと、一歩踏み出せる気がします。
  • 漢方薬が処方された患者に対して、舌診等の診察をDr.から受けたか否かを確認する等、服薬指導の奥行が広がるかなと思いました。
  • 脈診・舌診、病気で悩んでいる方の少しでも病状判断に役立つのではないかと思います。但し、まだまだ、症例判断にはいたらないので、勉強が必要です。
  • 患者さんの舌を見る事は、お願いすればできそうな気がします。体質把握するのに役立つと思いました。
  • OTCで漢方薬をすすめる時、問診・舌の様子も聞いてみようと思った事。
  • 舌の様子を観察してみても、体調チェックできますよ、と患者さんに話してみようと思った事。
  • 舌をみる事で、その人の健康状態のどこにポイントをおいてみればいいかという事が、少しはわかったような気がする。
  • 脈診や舌診をする事で患者さんとの交流に活かせそうです。
  • 四診の意義を理解する、東洋医学の事を理解する事で、漢方の理解も深まり患者対応に活かせそうです。
  • 漢方薬の処方が出た時に、患者さんに症状を聞いて虚実をあてはめてみたい。とりあえず、家族の脈は診てみたい。
  • 舌診や脈診を行う事により、漢方が処方されている精神科などで患者さんにその処方が合っているかの確認ができる?まずは聞診・問診(望診)をしっかりやりたいと思います。
  • 今まで舌や脈を見る事がなく、又その見方も知らなかったのですが、今回の演習で少しアドバイスできそうです。
  • 速やかに業務に活用出来るとは言い難いが、技術の研鑽をしてゆけば、OTCとして適切な漢方を推奨できる等、セルフメディケーション分野への応用が期待できる。
  • 活用できるほどの自信はつきませんでした。
  • 舌を見せて頂く事で、熱や胃腸・水分摂取についてお話しする。
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
  • 新しい知識を修得できたこと。漢方薬の考え方が変わった。
  • 脈・舌を診ることで、その人の状態が推測できることがなんとなくわかり、漢方に興味を感じました。舌をみることで、自分の健康状態をみることができることがわかりました。
  • 実際に舌診・脈診を体験して、むつかしさがわかったこと。
  • 全く知識としてなかった事を知る機会があり、よかった。
  • 脈は難しい印象を受けた。舌は自分でも簡単に見れるし、患者さんにも見せていただきやすい部位で、状態を把握するのも割とできそうだと感じた。
  • いろいろな舌や脈がみれたこと。
  • 漢方の考え方が少し理解できた。
  • 他人の脈を診ることが恥ずかしくなくできそうです。患者様の手等、体に触れる事が臆することなくできそうです。
  • 実習を通じて切診(の一部)を体験できたこと。
  • 直感力・感性を磨いていく事が大切と教えて頂いた事。
  • 多くの人の脈・舌を診られたことが良かったです。舌の正常の人、脈の違いがよくわかりました。
  • 舌を診るポイントが理解できた。脈の見方がよくわからなかったが、位置や強さの目安がつかめた。
  • 実際に舌をみたり、脈に触れて、個人差のあることがわかったこと。
  • 脈診の詳しい講義が聞けたこと。
  • いろいろな人の脈や舌を実際にみることが出来て、こんなにも違うものかと改めて実感した。それだけにその人自身の普通の状態がどうなのかを観察する必要があると思った。
  • 普段は東洋医学に興味が薄く、あまり知識を付けていなかったのですが、深さがあるなと思ったので、これからは積極的に学んでいきたいと思えたことです。
  • 薬からのアプローチでないのが新鮮でした。
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
  • 漢方処方の組み立てや、漢方についてもっと学習したかったです。
  • 証による漢方製剤の具体的な選択の仕方や、処方鑑査に結びつける内容を盛り込んで頂きたかったです。
  • もう少し早く回転させて、より多くの方の舌を診たかった。
  • 舌の状態(苔が少ない、乾いているなど)のカラー写真を資料につけて頂けると復習がもっとしやすくなると思います。
  • 普通の調剤薬局で活用していくために、どれくらいの勉強が必要か。(脈診だけでも10年かかるとお聞きしたため。)
  • 研修参加者は割と正常な人が多いので、異常な方の写真スライドなどあるとより良かったと思いました。
  • 証と処方漢方薬の講義。
  • 大変でしょうが、舌の観察などは先生にみていただいた後で、他の人と比較できると良かった。(具体的にどこまでが正常なのかがわかりにくかった。)
  • 舌診時に手鏡で自分の舌の観察が出来ると良い。受講者の舌の診察をもっと何人かの先生に解説してほしい。舌診と問診系との関わりがあまりわからなかった。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
  • 基本的な知識がなさ過ぎて、内容が難しかった。
  • 薬剤師がチームで活躍していくためには、今回の内容を知っておいてもいいと思いますが、逆に少し知ってしまった事で、Dr.と対する意見を持ってしまった時のことを考えると、気が重いです。薬剤師が自らの職能を生かし、漢方薬局を経営するなら、この内容もいいとは思いますが。
  • 漢方も多くの流派があるので、理論がそれぞれ異なり、この短い時間での講習は難しいと思います。
  • 患者様の事を看護師のように体に触れたり身近に感じる事ができる気がします。薬剤師の仕事は患者様の体に触れることがなかったので、とても良い体験ができました。
  • 脈診や、舌診(途中で来たため行えませんでしたが)をはじめて行いました。貴重な経験をありがとうございました。
  • 用語が難しかった。
  • 脈にしても舌にしても長い期間の観察と問診力が必要とされ、難しいなと思いました。
  • 初めての体験で楽しかったです。奥が深い…。毎日舌をみてみようと思った。
  • 数を経験して現場に役立てたいと思います。
ページの先頭へ