平成25年度 ニュースレター
No.2 平成25年度 受講者アンケートレポート[5/26講義分]
[掲載日:2013年6月10日]
平成25年5月26日
<臨床研究ワークショップ1> 薬局で臨床研究を開始するために : 臨床研究の基礎
1.アンケート評価(4段階)
次のようなご意見・ご感想をいただきました。
2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
- 普段の業務の中で、どうなっているのかと思っていることを、"学術的"に証明できるかもしれないと思った。
- 日常業務で改善していきたいことがいくつか把握できました。
- いつも問題意識をもって業務にあたりたいと思います。
- 常に問題意識、研究の対象になりそうなテーマを考えながら業務ができそうであること。
- 研究をする上での大切な事や、論文を作る上で大切なことがあり、現場で何をしなければいけないかわかり、大きな壁に向きあった気がします。
- さまざまな研究テーマが出て来た。
- 地区の在宅介護委員会で、東海学術で発表することになり、すぐに活用しようと思いました。
- 今回のテーマに関するアンケートを取ることができれば、患者さんが薬局に対してどう思っているかを知ることができそう。
- 今現在の薬局の問題点を抽出できる。
- 研修テーマの発見、リサーチ。
- 患者対応について環境の要因などを見直す。
- 地域での実施を図っていきたい。
- 臨床研究を始めるために論文を読むこと。
- 自局で何かまとめて発表できそうな気がした。
- 薬局、薬剤師の意識を向上させるためにも、学会発表に参加する事は必要だと感じます。アンケート等で患者意識調査ならできるかと思います。
- 自分達の班で考案したテーマで(=明細書の活用)、研究が進められそうと思いました。
- 服薬指導では、薬剤師側から一方的な情報提供する場面が多いが、アンケート調査する事で、患者様の意向を把握する事ができるので、患者様の意向に添った薬局作りができるかもしれないと思いました。
- 今すぐ薬局業務に活用できる、という印象は無いです。
- 研修そのものではないですが、「診療報酬明細書を薬局業務に利用する」っていう案は活用できそうです。
- 初めて注射をする時の気持ちがわかり、投薬の際に患者さんの気持ちに少し近づける気がする。
- 研究テーマをもって業務を行うこと。
- 論文を興味をもって読むこと。
- 患者さんへの薬剤師の仕事をアピールできる。
- 社内の研究発表があるので、スタッフがそれに向けて日頃業務で困っていることが何かを洗い出す。
- 日常業務を行う中で、研究の芽になる事を探す意識ができると思う。
- 日頃の問題点を整理し、改善につなげる方法を学べた。
- 「これ以上仕事を増やすな」と言われそうなので、まずはそこをクリアしなければ…。
- 自分たちが興味がある事・困っている事をテーマに考える。
- 論文発表は、するチャンスが少ないと思うが、調剤監査システムの本当の有用性についてもう一度再確認して使用してゆけると思います。
- 初回アンケートで患者さんに気を付けてほしい事を記入してもらう欄をつくる。患者満足度のアンケートなど考えてみたい。
- 学会発表に対してどうしたらいいか聞く機会がなかったので、勉強になりました。発表する・しないにかかわらず、まとめてみたいと思いました。
- 研究テーマの決め方・考え方。
- 問題意識の考え方に、どうやって臨床研究につなげるか?という視点が加わった。
- 具体的にすぐ薬局業務に結びつけることはないと思う。
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
- 学術論文を書いたことがなかったので、概要がつかめた事。
- 業務改善のための複数のアイデアが得られたことです。研究テーマの見つけ方、ポスター作成、論文発表のステップを分かりやすく説明してもらえたことです。
- 薬剤師の先生方は、知りたいことは、皆さん同じだということがわかりました。
- 研究=仮説の検証。
- タイムリー。ポスターを作ってもらえそうで良かった。相談にのって下さい。
- 日常業務の中にもたくさん問題点を探せることがわかった。
- テーマの考え方、仮説のたて方などが具体的に分りやすかった。
- 具体的方法の例示。
- 体験学習。
- 複数の薬局で実施出来る事。
- ポスター発表を目標にする事で、日々の業務の問題点・改善点を考える事ができ、それが結果的に患者さんの満足度向上につながる。という考え方を知ったこと。毎日の業務を別の視点から見つめる事ができる事。
- 研究のテーマの見つけ方が少し分った。
- 物事の見方が違うと、いろんな考えがあるんだと思いました。特に1班の発表がよかった。
- 研究とは難しいものではなく、できる事から始めればよいと、自分の中でハードルが下がったこと。
- 自分が漠然と考えるテーマが実際には難しいとか、現実との違いを確認できた。
- 研究テーマを考える、ということに慣れていないと思うと考えが委縮してしまうことに気づいた点。普段から研究という視点が必要と感じた。
- 臨床研究について難しく考え過ぎていた事に気付かされました。
- 他の熱心な薬剤師さんの種々の意見が聞けた事。
- 学会発表や論文作成において、自分の抜けていたことがわかりました。
- 大きな病院、ある程度の規模の薬局でないと、臨床研究って難しいのでは?と思っていたけれど、簡単な方法を学べた事。
- 小グループの話し合いで、考え方や計画の進め方が少しわかったこと。
- 薬局で困っている課題をきけたこと。
- モチベーションを上げられたこと。
- プライバシーに関して考えたことがなかったので、新しい発見でした。
- 臨床研究について知識がないので、骨格から教えて頂けてよかったです。
- 共通の認識を持つ人が多い事がわかった事。
- 発表や論文の有用性の再確認ができた。
- グループの中で話し合っていろいろな意見がきけてよかったです。
- 現場の薬剤師さんが皆様色々考え方が異なるので、考えをリセット出来てよいです。
- 学会発表の大切さがわかった。
- 他の薬局の意見を聞けたこと。
- ポスター、口答発表の基礎、注意点、基本的な流れを知る事ができました。
- アドバイスでテーマに適するもの、そうでないものがわかる。
- 論文と学会の違いを理解できた。
- 学術発表・論文に結びつける具体的なプロセス内容について、再確認できた。
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
- ポスター作成の為のアンケートの作成。アンケート作成についてもう少し教えて頂けたら有難いです。
- 他職種とのコミュニケーション。
- 時間が思ったよりタイトだったので、もう少し時間があるとよかった。
- いろいろな人とグループになると刺激になるので、番号でランダムにグループにするのもよいと思います。
- 統計についての理解を深めたいです。
- 薬学雑誌の紹介。
- 1時間でテーマを作るのは少々ハードルが高いと思うので、もう少し時間が欲しい。
- 時間が足りないです。予め予習できるように(事前に考えておけるように)、次の内容の事を説明してくれると助かります。
- 事前課題として、各自が臨床テーマを考えた上で参加するようにすれば、グループディスカッションの最初の時間を短縮できるのではと思いました。
- 読みやすい具体的な論文例をいくつか教えていただけると有難いです。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
- 次回も楽しみにしています。
- 糖尿病の患者さんの服薬指導に行きづまっていたので、模擬体験させていただけることは本当にありがたいです。
- 個人情報の問題もあると思いますが、参加者のお名前一覧などあると話しやすいと思います。
- 発表の有用性は理解できましたが、自分にとってハードルが高い内容でした。
- 研究テーマに沿った今後の講義テーマの展開がある研修コースがあっても楽しそうと思いました。
- 今回の研修か今後実際にそのまま進めていくのではない事が初めにわからなかった。立案の勉強の意図を把握できてなかったので迷いがあった。
- 臨床研究を自分のルーチン業務として考えれるレベル(身近な状態)になりたいと思います。