平成24年度 ニュースレター
No.16 平成24年度 受講者アンケートレポート[11/25講義分]
[掲載日:2012年12月27日]
平成24年11月25日 「チーム医療のためのフィジカルアセスメント5」
<在宅医療に必要な医療技術(緩和ケアを中心に>
1.アンケート評価(4段階)
次のようなご意見・ご感想をいただきました。
2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
- 在宅介護している患者さんの家族の方に、今まで以上に相談・アドバイスなどに活かせそうな場面を色々と教えて頂いたと思います。
- 患者さん個々の気持ちに寄り添って方針を決めていくことを改めて認識。
- 「死」への覚悟を他の薬剤師にも伝えていくことは大切だと思う。薬剤師ももっと倫理を学ぶべきだと思う。
- 緩和ケアを実際行った事がなかった。また、勉強する機会がなかったので、まとめて知れたので良かったと思います。
- 急な在宅の依頼にも対応できる知識を少し知れたと感じています。
- 今後関わることが増えてくる在宅医療において、必ず直面する事となってくる死について、あらかじめ考えておくきっかけとなりました。
- 疼痛緩和医療の基礎を再確認できたこと。
- 痛みの種類・緩和医療に使う薬がよく整理されたので、患者さんへの指導に生かせそうです。
- がん性疼痛にかかわらず、患者の考え・思いを傾聴し、コミュニケーション力を養う事。患者の気持ちに寄り添う事。
- 在宅時に船戸先生の講演を参考に、患者さんへの接し方(人生に対する)を学び、1/100位は実行できるのかなと思った。
- がんの痛みと緩和ケア。
- 分かりやすく、コンパクトで使いやすい資料でした。
- 麻薬処方の内容についてとても勉強になりました。
- 自分の薬局では在宅は扱っていないが、今後在宅をもしやっていくようになれば、今回お話していただいた内容はとても役に立つと思う。
- ただ薬を勧めればよいというわけではないことを強く感じた。
- 信念を持って患者本人・家族と共有する姿勢を持って業務をしていきたいと思う。
- 疼痛について整理して検討していけると思います。
- 死を前にした人との自分の考えが少しキッチリしたものにできると思います。
- ガン患者さんへの接し方(死に向き合った人への)について、とても参考になりました。
- トータルペインという考え方で接していかなければと思いました。
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
- 麻薬の使い方、その他付随する症状に対する薬の使い方への知識不足を実感。
- 実際の事例を聞けたこと。
- 自分の死も考えました。とても感動しました。
- 普段なかなか関わることのできない「看取り」をしている方の話を直接聞けたことが本当によかったです。
- 薬をいかに使うかから人の死についての思い方迄学べた気がしました。
- 在宅での死に対する向きあい方の一つを聞かせてもらえた事。
- 春原・船戸両先生方の患者さんへの覚悟に感動しました。と共に在宅の難しさを感じました。
- 一人の医療従事者としての心の持ち方を考えるきっかけとなったこと。
- 患者一人の人権尊重すべきを感じた。
- 鎮痛作用・緩和ケアについて再考できた。
- 船戸先生の「人生最期の行」の話が聞けた事。在宅に関わる医師の考えの一つでしかないとは思いますが、患者様の人生にこんなに関われる医療を考えられている先生がいらっしゃる事を知り、感激いたしました。
- 当薬局で、がん患者が増えてきて、麻薬も以前より動くので、薬剤的な知識・考え方を学べて大変勉強になりました。
- 薬剤師としての覚悟をお二人の先生から教えて頂き、ありがとうございました。
- 緩和ケアについて系統的にお話が聞けて勉強になりました。船戸先生のお話はとても参考になりました。
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
- 麻薬で痛みがとれない時にどう考えてゆくか、どの様に患者様に伝えてゆくか。
- 在宅での症例をもう少し挙げていただきたいと思いました。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
- 現場で薬剤師に期待を思っていただけるDr.が多くいることを最近感じます。そのDr.の方々の話が聞ければよいと思います。
- 今まで、「親族の死」というのは何か、自然に受け入れていたように思います。(運命と考えていたかも)仕事で関わる「人の死」「人の命」というのは、今日の研修でさらに難しく感じました。
- 船戸先生の体験を、もう少し聞きたかったです。
- 他の疾患でも症例検討を取り入れて下さい。
- 本日は、本当に良いお話・講義が聞けてよかったです。これから人生を生きる上で患者様・その他の方と接する時に、深く考えながら生きていける様な気がします。