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平成24年度 ニュースレター

No.8 平成24年度 受講者アンケートレポート[8/25講義分]

[掲載日:2012年9月18日]

平成24年8月25日 「薬剤師のための臨床心理学演習1」
<非言語コミュニケーション>

1.アンケート評価(4段階)


次のようなご意見・ご感想をいただきました。

2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
  • いつも不機嫌そうな、何も話してくれない患者さんに、ナナメから話しかけてみたいと思う。
  • 患者さんと対面する際の体の向きは、相手や内容によって変えるとよい。他の薬剤師と患者さんの様子を観察してみようと思います。
  • 投薬時に患者さんとの立ち位置を少し変える事で話しやすくなると言う事がわかりました。
  • 薬局スタッフに注意をする時に位置を変える事がよさそうに感じました。
  • 患者さんだけでなく薬局スタッフ間のコミュニケーションにも活用できると思いました。
  • 問題のある方には、薬剤師が身体をちょっとずらして対応してみようと思います。
  • カウンターまでいらっしゃれない方(身体の不自由な方)には、待合室での90°法で対応しています。さらに工夫をしたいと考えています。
  • 患者さんに自分の意図と違う意見を言われた時に、傾聴し、聞く姿勢をもつようにしたい。
  • 目を合わせようとしない患者さんの心を、態度から読み取る。
  • 患者さんとお話しする時の位置関係を意識しながら投薬しようと思います。
  • 会話する時の位置関係。立ち場、距離により、話しやすさ・聞きやすさ・緊張感・リラックス感・圧迫感が変わることが解った。
  • 初対面の患者さんと話す場合は、なるべく直線的な位置には立たない方が良いこともあるという点が分った事。(気づいた事)
  • いつもは患者様側からの視線になることがないので、改めて、対面式、直線、90°で話して見ると緊張感が違うことがわかって、毎日の業務に活用できるなと思いました。
  • 患者の立ち位置により、患者のメッセージがわかること。
  • 少し服薬指導のする位置をずらすことで、患者の気持ちを和らげることができることもわかった。
  • 最後の質問の時間で色々、言葉の使い方を教えていただいた。
  • 先生が大勢いらっしゃったので色々な意見が聞けて、参考になった。特にラ・ポールの考え方について、色々な方の意見が聞けて、有益だった。
  • 相手の立ち位置で相手の「話したいのか?」「話したくないのか?」を読み取る方法の修得。
  • 会話・対話する時の、位置関係により緊張感の強さに差がある事を学んだ。話の内容によって位置関係をかえてみることも必要と感じました。
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
  • 実際に体験することができたこと。
  • 話す人・聴く人以外に観察者があり、外から見る必要性が分った。
  • 研修した内容について、シェアリングには評価や批判することはなく、ただ共有する、というのは気楽。
  • 心理的手法の理解ができました。歩く・対面法とシェアすることでより自分の中の理解に繋がったかと思います。
  • 貴重な臨床心理士の先生方のお話が聞けて良かったです。
  • ロールプレイをする事で、直接、90度で感じ方の違いが体験できた事。
  • 観察する事の大切さを体験できた事。
  • 実際に行い、感じるという方法で自分の考えもわかるし、他の人の様子をみて知ることができ、良かったと思います。
  • 座る位置関係でこんなにも感覚が違うという事がわかり、良かった。
  • 呼吸を合わせる、という事。「なるほど」の使い方。
  • 非言語的コミュニケーションの勉強であるが、今回の実習では今まで以上に周りの先生方との会話ができた事。(親近感がわいた)
  • 知らない人との輪がどんどん広がっていく事。
  • 観察者として見る事も勉強になります。
  • 会話する時の角度で、話の長さ・話しやすさ・緊張感・気楽さ等に良い面・悪い面を、やってみることでみつけることができた。
  • 対人コミュニケーションがとれない人の場合の提案をいただいて参考になった。
  • 薬情の他に、なるべく患者指導箋を渡していますが、もう一つ何か考えれるかもと思いました。
  • ロールプレイ、シェアリング。
  • 最後の質疑応答:「ニーズ」があるか?を考える。しかし、関心がある事を示し続ける事が重要。
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
  • 初めの、歩く…、の行動は、その後のシェアリングの為だとは思うのですが、少し時間とりすぎかな…と思いました。楽しかったですが。
  • なぜ対面法だと緊張するのか、やなど、90°だと和らぐのかなど、ロールプレイングで出た結果について、心理学ではこう考える、などの説明がもう少しあるとよいなと思いました。
  • グループ毎で先に直線からやるグループ、90°からやるグループとにわけてシェアリングすることもよいかな。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
  • 他の参加者の方も患者さんとのコミュニケーションにいろいろ悩んでいらっしゃるのだという事がわかり、自分だけではないと心強く感じました。
  • 仕事の上で、いつも対面法を用いているので、自分のみかたにバイアスがかかっているかもしれないな、と思いました。ちょっと反省。
  • 臨床心理士として業務をしていらっしゃるなかで、現場での例をいくつかご紹介いただけるとうれしいです。(薬剤師以外のお話も聞きたいので。)
  • 最後の質問の時間がよかったです。
  • 実際に体験すること、やってみることが重要であることを実感し、患者の前で失敗するよりここで体験し、学習する場ということを再認識しました。
  • いろいろな角度から自分の役割を学ぶことができてよかったです。シェアリング(わかちあう)ことができたのがよかった。
  • 人の心理こそ十人十色で、とても面白かった。
  • 最後の質疑応答のように、人の意見を発表・聞く時間は大切だと思います。
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