平成24年度 ニュースレター
No.5 平成24年度 受講者アンケートレポート[7/29講義分]
[掲載日:2012年8月8日]
平成24年7月29日 「チーム医療のためのフィジカルアセスメント3」
<医療従事者のための救急救命トレーニング>
1.アンケート評価(4段階)
次のようなご意見・ご感想をいただきました。
2.今回の研修で薬局業務に具体的に活用できそうなことは何ですか?
- 以前薬局で突然倒れて、救急車で運ばれた人がいました。今後そのような時に何か少しでも患者さんの役に立つ行動ができるかもしれない。
- 症状により、病名がわかり、来局者にアドバイスが出来ると思う。緊急性の度合が解り、患者さんへのアドバイスが出来る様にと思う。
- 意識のレベル内容を理解できたことで、救急隊員に説明できる知識を得たこと。
救急車を呼ぶ前にできることが学べた点。 - 人が倒れた時に対応することができるようになった。
JCSの評価の区分について理解できたので、何かに役に立つかも。 - 患者にどのような場合に緊急に受診するべきか、アドバイスするのに役立った。
救急車を呼ぶタイミングについて。 - 薬局内で急変・意識がなくなる様な方が出た時、あわてず対応できる。
- 調剤併設ドラッグストアに勤務しており、お客様が倒れ救急車を呼んだことが何度かある。今までは、意識だけで救急車を呼んでいたが、呼吸や脈など、もう一歩ふみこんで確認したいと思う。
- 薬局では緊急な状態の方は来られることがないと思われますが、生活の中で自分がその場にいた時に役に立てる内容でした。状態からの緊急性が判断できるきっかけになったと思います。
- 既往歴を見て、患者さんの症状を聞きながら、救急車を呼ばないといけないのかの判断を、本人又は家族に、事前に話をしておく事ができる。
- 薬局業務というより医療人としての責任や意識を感じることが出来ました。
- 患者さん達のご自宅に高齢者の方がおられる場合のアドバイスに、少し自信が持てるような気がしてきました。(緊急時などの判断に)
- 薬局業務だけでなく、どんな場所でも役立つ講義でした。
- 薬局で急に倒れられる患者さんもいますので、そんな時に今日教えていただいた内容(A・B・C)を思い出し対処できたらと思いました。
- 自分も救急車を呼べる判断ができる様になりたいと思うだけでなく、患者さんにも話せると思います。
- 脳卒中の評価は、患者で家庭で症状が出た時の対応として指導できる。
- 最後に行った、症例により救急の緊急度を発表する講義がとても良かった。薬局でも時々患者さんから、救急車を呼んだ方が良いかどうか相談される事があるので参考になった。
3.今回の研修で特によかったことは何ですか?
- 大学・薬局では得ることのない知識を学べたこと。体験することができた点。
- 症例検討がおもしろかったです。
医学部の学生さんと会話しながら問題点を話し合うのは楽しかったです。 - 救急車を呼ぶ時の判断ができる様な気がします。
- 人が倒れるとあせってしまい、どう対処すればよいかわからなくなってしまうので、確認すべきことを教わり大変勉強になった。
- 初めての講義内容でしたので、とても勉強になりました。(今までに受けたいと思っていた内容でしたので) 実践できるとわかりやすく、良かった。
さまざまな症例のディスカッション参考になりました。 - 症例を基に、救急性があるのかないのかの判断ができて、良かった。
- 日本と海外の救急隊の違い。
歴史
救急車を呼ぶのは、ためらわず速急に呼ぶことがわかった。 - 緊急時の対応を救急救命士の直接の話が聞けてよかった。
- 実技で体得できたことは良かったと思います。
- 救命の方の実際の実例をたくさん聞けた。
救急車を呼んでも良い事が判った。 - 今までわからなかったり、判断が難しいと思っていたことに対して、「迷ったらこうして」ということを教えていただけたこと。
- 学生さんに入ってもらって、体験しながら講義が進んでいるので、実際の体験に近い感じがして入りやすかった。
緊急の考え方、予測の考え方もとても参考になった。
4.今回の研修で改善したり追加してほしいことはありますか?
- こういった機会は別の所ででも増えると良いです。
- 傷の応急処置も少し知識がほしかった。
- 止血法なども勉強したかった。
- 症例検討をもっとしたい。子供の症例も。
5.その他ご感想やご意見があればお聞かせください。
- 医学部学生さんに協力していただき、ありがとうございます。
- 店には残念ながらAEDがないので、一番近くにあるAEDの場所を確認する必要があると思った。医療人として必要な知識なので、実際の現場で活かせるようにしたい。
- 過去に2度倒れた人に遭遇しました。一人は単なる酔っ払い。一人は意識あるものの、体に力が入らない(5月涼しい日)。何が原因かわからない。→しっかりケアし、救急隊に引き渡すまでいろいろ対応できるようになりたいと思います。
- 薬剤師も、もっともっと医療現場に参加しないといけないと、改めて考えさせられました。
救急救命士の方、Dr.のたまごさん(学生)、他のスタッフの方々、ありがとうございました。 - 実際の業務をされてる先生方、消防隊の先生の貴重なお話をうかがえて、大変参考になりました。