フォトジャーナル

 

研究レポート

No-009 国際学会参加 Cold Spring Harbor Laboratory meeting on Eukaryotic mRNA processing (真核生物mRNAプロセシング)

[2015年8月18~22日/担当:野木森 拓人]


[Fig.1]

2015年8月18~22日にニューヨークで開催されたCSHL meetingに参加し、ポスター発表を行いました(Fig.1)。今回参加した学会はコールドスプリングハーバー研究所で行われました。この研究所では古くから分子生物学の研究が行われ、学会も多く開催されています。今回の学会では分子生物学の分野で世界的に著名な研究者も参加しており、活発に議論が行われていました。学会会場はHarborだけあって、非常に美しい景観を楽しむことができました(Fig.2)。また研究者の心をくすぐるようなオブジェがたくさんありました (Fig.3)。リボソームやDNAの二重らせん構造などのオブジェを見てテンションが上がるなんて、大学に入りたてのころの自分からは想像もできないことで、何とも言えない気持ちになりました。研究者になりつつある証なのでしょうか?(研究者が皆、このオブジェを見て心躍るかは知りませんが…)このように初めての土地で初めての国際学会ということで緊張しながらも楽しめたと思います。英語にも不安を感じていましたが、みな優しい方ばかりでディスカッション中もフォローしてくれたこともあり、なんとか議論することができました。しかし、また国際学会に参加する機会がありましたらもう少し流暢に話すことを目標にしたいです。発表以外にも、CSHLには見所があります。なんといってもBanquetのロブスターは見逃せません。迫力がすごい!!(Fig.4 & 5)あまり味がしなくておいしくなかったことは内緒です。

このように、遊びの心を持ちつつ、発表に関しては本気で議論するような学会であり、大変勉強になると同時に楽しむことができました。多くの海外の研究者の意見をいただくことができ、今後の自身の研究に活かしたいと思います。



[Fig.2]


[Fig.3]


[Fig.4]


[Fig.5]