研究室 行事レポート
No-001 新研究棟の完成&引っ越し
[2009年9月14-15日/文責:尾上 耕一]
2009年9月、薬学研究科の新研究棟が完成し、すべての研究室が9月に引っ越しを完了しました。 新しい研究棟には、全20分野の研究室に加え、新しいP2実験施設、NMR室なども設置されています。 また、新実習棟が併設され、その中にはCBT室やOSCE室、模擬薬局などが入っています。

新研究棟は6階建ての南館、北館の2つにわかれ、私達遺伝情報学は、南館の4階に教室を構えています。
研究室内には、第1、第2実験室、培養室、独自のP2実験室、低温室、セミナー室、ロッカー室、機材室にわかれ、
以下のような各種機器が完備されました。
(1)オリンパス蛍光顕微鏡・タイムラプスイメージング、
(2)ミリポア超純水装置Milli-Q integral、
(3)ポリソーム分画用超遠心密度勾配分離装置、
(4)ベックマンハイパフォーマンス遠心分離システムAVANTI HP-301・日立遠心機・卓上遠心機、
(5)FUJIFILM LAS-4000、
(6)-冷蔵・冷凍庫・-80℃超低温冷凍庫、
(7)各種電気泳動装置・ブロッティング装置、
(8)各種恒温槽、
(9)PCR装置、
(10)酵母四分子解析装置、酵母専用クリーンベンチ・インキュベーター
(11)リアルタイムPCRシステム、
(12)エレクトロポレーション装置(InvitrogenNeon)、
(13)バイオハザード用安全キャビネット・オートクレーブ、
(14)細胞培養用クリーンベンチ・CO2インキュベーター、
(15)超音波破砕装置・ソニケーター、
(16)ゲル撮影装置FAS-III、
(17)UVクロスリンカー,
(18)細胞凍結用ローケーターなど。勿論、実験台やデスクなども新設なので、快適です。

また、同じフロアに隣接して、共同利用機器室があり (1)ルミノメーター・Wallc(ARVO)マルチラベルカウンター、 (2)ABIシクエンサー、 (3)LI-CORオデッセイ、 (4)ベックマン超遠心機optima-MAX、 (5)GEヘルスケアTyphoonマイクロアレイ・プロテオミクス解析装置 などが自由に使用でき、研究環境は格段に向上しました。セミナー室や教授室では、 専用スライドプロジェクターによる会議もできます。
また、各階にはラウンジが設けられ、簡単なキッチンなども用意されていて、 多目的スペースとしても利用可能で、今後研究室間の交流もさかんになることが期待されます。