2-5) 成田和華子
 SC pharmacyではアメリカの薬剤師制度、薬学部の成り立ち、個々の病状に対する薬剤師としての職務とその対処法などについて学んだ。アメリカの薬学部では教養として2年もしくは4年学んだ後、薬学部へ入学し4年生になると1.500時間の実務研修を行う。研修先は病院でも様々な種類の病院へ行き多くの専門科についての知識を習得する。実際に私達は4年生の実務研修についてそれぞれの病院へ行き1日の研修を見学した。4年生の学生にも患者さんの担当が決められており、薬歴やカルテを自分達で把握し1人1人の患者に合った投与計画を4年生自身で設定しミーテイングを行って先生方と投与方法について活発にDISCCATIONを行うというとても実践的なものであった。さらに薬剤師は毎朝ドクター達による回診に参加しドクターといっしょになって患者の元へ行き薬や病状について話し合いを
行っていた。私達日本の学生は4年生を卒業して薬剤師として患者さんに接する時に果たして何ができるのだろうか?と考えさせられた。
 こういったより実践的なアメリカの教育のもとで薬剤師は育成されているためにより多くの患者に信頼される薬剤師としての地位があるのだと思った。
 大学院へ行き実験に従事しているが、アメリカヘ行き臨床の現場の大切さを感じることができた。
このことを忘れないでこれからの自分の勉強に活かしていきたいと思った。