2-1) 佐藤純一
International Clerkship Program
 Clerkshipsの研修は、2〜4人に分かれそれぞれUSCの4年生の学生についていき2、3日間、違う場所を研修させてもらいました。
 僕はWomen and Childrens HospitalとCounty Hospitalに研修に行きました。

Women and Childrens Hospital
 ここは名前の通り女性と子供のための病院でした。
 この病院の医療チームスタッフは4年生の生徒も含め4つのグループに分かれていて交代で夜勤も
行い、24時間体制で患者ケアをしているようでした。朝、病院につくとまず入院患者さんの病室前に行き、医師、研修医、薬剤師など4、5人でその患者のことに ついて話し合っていました。
話が終わると患者さんの所に行き、調子はどうですか?ストレッチはできますか?など 簡単な質問をしていました。病室回りが終わると4年生の学生は担当患者さんのカル テを見ながら患者さんのための薬物療法を勉強していました。午後からは4年生の学 生3人と薬剤師の先生とで朝勉強した事(主に血中濃度コントロールなど)についてディ スカッションしていました。病院では薬剤師も医師や看護士と同じようにカルテを見て 患者の状態を把握し、必要な情報を交換し合い、チーム医療として患者ケアをしていく所だと実感しました。

County Hospital
 この病院の感染症を扱う病棟で研修を行いました。ここで研修している4年生の学生は、一人5〜6人の患者さんを担当して、安全な薬物療法(特に抗生物質)について臨床研修をしており、週に3回は朝7時30から患者のベッドサイドを回っていました。毎日病棟ではカルテを見て、薬物血中濃度から薬用量を計算したりして患者の臨床検査値もチェックしていました。
 分からない事があれば担当の先生に相談し、その場ですぐに対応していました。午後からは4年生の受け持ち患者さんの症例報告を行っていました。また抗生物質(バンコ マイシン、アモキシシリン、
イミペネム、カルバペネム、セファロスポリンアミカシンなどの副作用や薬用量について)の勉強会も行っていました。ここに参加させてもらった時テクニカルタームを勉強していった事が結構役に立ったと思いました。Clerkshipsを含む、全体を通しての感想研修以前に英語の勉強をもっと行い、ある程度の英語力を身につけてから研修に行けばもう少し深くまで理解できたと思いました。でもよい経験となりました。