DI室では医師、薬剤師、看護婦、患者への医薬品に関する情報提供を行っていた。
電話で、医薬品に関する質問を受け、その場でコンピューターを使用して出来る限りの情報を提供していた。
一度、質問を受けた内容は、一旦特定の用紙に記入され、あとからコンピューターに
入力していたが、電話は常に鳴り続け入力しなければならない用紙は山積みになって
おり、とても大変そうであった。アメリカは人種のるつぼと呼ばれており、そのため他国から持ち込まれる薬物の種類が非常に多い。DI室には何カ国もの医薬品に関する辞書が置いてあった。DI室での勤務は、薬剤に対する知識は深まるかもしれないが、非常に単調作業で
あり、しかも常にコンピューターを用いた作業であるため、人とのコミュニケーションも
少ないの で、私には無理な仕事だと感じた。
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