B メーリングサービス
 病床数300の V.A. (veteran affair) west L.A.は特徴的なメーリングサービスを展開していた。
このサービスはアメリカの医療が、処方箋は6ヶ月の間再利用が可能であることより発生したサービスである。さらに KAISERでのメーリングサービスと同じくバーコードを駆使したオートメーションシステムが導入されていた。
KAISERと違うのはどの保険会社に加入していても利用できるところで、一日取り扱い処方箋枚数は一万六千枚にものぼるため、患者が処方箋を届けてより10月15日ほどかかって薬が患者の自宅に郵送される。(どの保険会社に加入していても利用できる代わりに薬剤師は、患者の加入している保険会社において処方された薬が適応であるかどうかを確認しなければならない。)ここでも薬剤師とテクニシャンが働いていた。テクニシャンが機械の補助を、薬剤師が最終的な監査をした。地下ですべての調剤が行われ、ベルトコンベアで一階にあがってつまり、地下にてテクニシャンが、一階にて薬剤師が勤務していた。