フォーカスEye

フォーカスEye レポート

「フォーカスEye」TOPへ戻る

第45回酸化反応討論会をお世話しました

文責:樋口 恒彦  [掲載日:2013年9月19日]

第45回酸化反応討論会 2012年11月16日〜17日 名古屋市立大学病院中央診療棟3階大ホール

酸化反応討論会は、年1回開催で、2012年に第45回を迎える伝統ある討論会です。この討論会は、どこの学会にも属さず独立して行っているのがユニークなところで、酸化反応に関係する理学・工学・薬学・医学・農学の幅広い分野が一堂に会します。特に、ディスカッションが活発できびしめなのも特徴であり、発表するにあたっては、その試練に耐える覚悟も必要となる学会です。この価値ある討論会の世話役として、精密有機反応学に白羽の矢が立てられ、たいへん名誉なこととしてお引き受けしました。この討論会は、理工系が中心となってきていて、薬学の研究室が世話役となるのは稀です。

 

梅澤先生・加藤先生・秘書の武藤さんの献身的な働きにより膨大な仕事はこなされ、準備は非常によく整いました。前日・当日は学生と研究員の皆さんにも運営に参加・活躍してもらいました。その結果、討論会はおかげでスムースに進行し、活発な議論が会場で交わされました。特別講演には、名古屋工業大学の増田秀樹先生と東北大学の岩渕好治先生をお招きし興味深い有意義なご講演をいただきました。

 

16日夕の懇親会には、大勢の方々にご参加いただき盛り上がりましたし、2次会にも20名以上が参加、さらに想定していなかった3次会にも12名が・・(何と4次会に進んだ強者も!)。

 

翌日は口頭発表だけでなくポスター発表もあり、風の強い中、本部事務棟までの移動はありましたが、こちらも盛況となりました。全ての発表終了後、ポスター賞の発表を行い盛り上がる中、討論会の終了を迎えるに至りました。帰りがけに、「討論会をたいへんうまくやってくれた」と、一人の重鎮の先生からお褒めの言葉をいただき、ああうまく行ったのだなあとようやく実感できました。終わってみればこれと言ったトラブルもなく、スタッフはじめ協力してくれた皆さんのおかげと感謝しています。

フォーカスEye


ページの先頭へ戻る