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ADHOC 2011(沖縄)への参加・発表報告

文責:樋口 恒彦  [掲載日:2013年9月19日]

11th International Symposium on Activation of Dioxygen and Homogeneous Catalytic Oxidation(ADHOC 2011)2011年7月3日〜8日 沖縄 万国津梁館

「酸素分子の活性化と均一系触媒酸化」という酸化反応の主要なテーマに関する国際会議として3年に一度主にヨーロッパで行われてきた学会ですが、本年は日本で開催されました(実行委員長 九州大学 成田吉徳 先生)。東日本大震災の影響で、当初予定していた海外からの講演者の多くの出席がむずかしくなり、開催が危ぶまれてきましたが、5月になりめどが立ったということで、予定通りの開催となりました。

 

場所は、沖縄の中部の岬の突端にある万国津梁館ですが、これは2000年の沖縄サミットの会場となったところであり、会場の周囲270度が海という素晴らしいところです。こちらに樋口とM1の白川慶典君が参加し、それぞれ発表を行いました。上記のテーマの範囲内で最大限に幅広い分野(精密合成化学分野、生物無機化学分野、工業触媒分野など)の講演者・発表者が一堂に会し、それらがミックスしたことでそれぞれの今後の研究の発想にプラスになったことと思われます。白川君のシトクロムP450モデル研究のポスター発表には大勢の方々が集まり、活発なディスカッションとなりました(写真)。

 

一歩会場を出れば、美しい南国の景色が広がり、日常をひととき忘れさせてくれました。

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